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教えて!イソフラボン

「大豆イソフラボンってなに?」という超初心者の方から、「大豆イソフラボンを摂るとどんな風にいいの?」という興味津々な方まで、イソフラボンについての基礎知識をカンタン&丁寧にお教えします。

大豆イソフラボンってなに?

最近話題の「イソフラボン」。テレビや雑誌などで、よくその名前を見かけますね。
イソフラボンとは大豆に含まれている成分。大豆に含まれるイソフラボンの量は、全体量の約0.2〜0.4%と、ほんのちょっとしかない貴重な成分なのです。

ちなみに大豆は納豆、豆腐、味噌、醤油などの原料として、日本人の食生活を昔から支えている食材。

昔は「白いご飯に納豆と味噌汁、醤油をすこしかけたおひたし」なんてメニューでしたが、最近では欧米スタイルの食生活に変わってきて、摂取量が減ってきています。

だからこそ良質のサプリメントでちゃんと補給しなくてはいけませんね。

イソフラボンは胚芽に多い!

大豆に含まれるイソフラボンの量が、全体の約0.2%しかないことは先にのべましたが、大豆の中でもどの部位に一番多く含まれているかというと、実は「胚芽」なのです。

どのくらい多く含まれているか、大豆全体と大豆胚芽を重量比で比べれば一目瞭然!
大豆全体では0.2%〜0.4%しか含まれていないのに、大豆胚芽には約2%、10倍近い量が含まれています。

しかも胚芽に含まれている大豆イソフラボンには、他の部位のものよりも優れた、たくさんの機能が隠されています。胚芽は字のごとく、「芽」になる大切なところ。

なんだかとっても身体によさそうでしょ?
でも普段の食事で胚芽だけを食べることなんてほぼ不可能。
サプリメントで摂る時は「胚芽」にも注目してくださいね。

イソフラボンには2種類ある!

イソフラボンを摂る時の注目点として「胚芽から抽出したもの」をあげましたが、もうひとつ、注目すべきなのは「アグリコン型」という点です。

大豆イソフラボンには「グリコシド型」と「アグリコン型」の2種類があります。納豆や豆腐・豆乳などの大豆食品のほとんどが「グリコシド型」。

「グリコシド型」は、イソフラボンのまわりに糖がくっついていて、腸内細菌の酵素で分解して切り離さないと体内に吸収されないのです。でも腸内細菌の働きには個人差があるため、人によって吸収性にバラツキがあります。

一方「アグリコン型」はこの糖がすでにはずれている状態ですので、腸内細菌の働きに関係なく 胃や小腸ですみやかに効率よく吸収されます。同じ量を摂取してもどちらの方が効率的に体 内に吸収されるか、すぐわかりますよね!

アグリコン型イソフラボンにも3種類ある!

このように、大豆イソフラボンには「アグリコン型」と「グリコシド型」がありますが、吸収性が高いアグリコン型イソフラボンの中にも、実は「ダイゼイン」「ゲニステイン」「グリシテイン」という3種類があります。

大豆イソフラボンの主な効果としてエストロゲン様作用があげられますが、「ダイゼイン」はエストロゲン受容体との親和性が低く、「ゲニステイン」は親和性が高いのです。

となると、一見「ゲニステイン」が一番効果的なのでは?と思われがちなのですが、実は「ダイゼイン」の方が安全性が高く、肥満改善に関わっているとの研究報告などもあり研究者や臨床医の評価も高いのです。

なぜダイゼインがいいの?

「ダイゼイン」「ゲニステイン」「グリシテイン」の3種類のアグリコン型イソフラボン。
この3種類の中で、なぜ「エストロゲン様作用」が弱い「ダイゼイン」の評価が高いのでしょう?

大豆イソフラボンの「エストロゲン様作用」というのは、女性ホルモン「エストロゲン」と分子構造のよく似た大豆イソフラボンが、「エストロゲン受容体」に働きかける作用のこと。
ホルモン分泌量の減少により発生する更年期障害を緩和すると言われるのはこのためです。

親和性の高いゲニステインはその効果をすぐに実感できる期待はできますが、逆にエストロゲン様作用が強すぎる故の副作用を引き起こしかねません。

ダイゼインはエストロゲン受容体への親和性が低い分副作用の心配もなく、より安全性が高いものとして評価されています。ダイゼインを多く含むアグリコン型イソフラボンを「DRIA(ダイゼインリッチ・アグリコン型イソフラボン)」といいます。
この「ダイゼイン」に注目してくださいね!

エストロゲンとアグリコン型の分子構造比較

ダイゼインが多く含まれるイソフラボン「AglyMax」

AglyMaxとは、遺伝子組み換えしていない大豆胚芽を、ニチモウ独自の麹菌発酵技術によってイソフラボンアグリコン(非配糖体)にして抽出・濃縮した発酵大豆胚芽抽出物。
高吸収型イソフラボンであること、ダイゼインの比率が約70%とダイゼインリッチであることが大きな特徴です。また、AglyMaxの機能性については、多数の用途特許も取得されています。

AglyMaxの吸収力の違い
宮澤ら:「科学と生物」38:107.2000改変

また「AglyMax」は、非常に高い抗酸化力(SOD様活性)を持つ成分が含まれています。下記の表のように「AglyMax」(発酵大豆胚芽抽出成分)は他のイソフラボン類と比較すると約1,000倍の抗酸化活性を有していることが確認されています。

これは「AglyMax」製造過程で使用される「麹菌発酵代謝物」自体には高い抗酸化活性が認められたためです。このことから麹菌発酵大豆抽出物であるアグリコン型イソフラボン「AglyMax」だけが持つ特徴として、非常に高い活性酸素除去作用「抗酸化力」が挙げられるのです。

抗酸化パワーの比較

ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン「AglyMax」の実績

ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン「AglyMax」の実績を詳しく見る

不妊治療への有効性を確認

長年不妊治療をしているにも関わらず、なかなか妊娠できない難治性不妊症患者にダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン(AglyMax)が含有されているサプリメントを処方したところ妊娠に至った、との情報がクリニック等複数の臨床現場から次々と寄せられ、当該医師らと検討した結果、不妊治療に対するAglyMaxの有効性が示唆され、それを受けて、2005年より武庫川女子大学とニチモウが共同研究を実施した。
その結果、AglyMaxがヒトの内膜における妊娠・着床に不可欠なLIFとTGF-βの分泌、ならびにグリコデリン発現に対する調整作用を発見し、不妊治療への有効性を確認した。
この研究論文は、権威ある英国の内分泌医学雑誌「J.Endocrinology 2月号」に全文掲載された。

詳しくはこちら [PDF:73KB]

不妊・不育症への有効を示唆

2009年2月東海産科婦人科学会において、ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン(AglyMax)投与が不妊・不育症に有効と考えられる症例が発表された。
この中で、卵管因子・男性因子・原因不明因子・反復流産の不妊因子を持つ、長期不妊・原因不明不妊の患者に、AglyMaxを投与したところ、35例中12例の妊娠が確認された。
その投与期間は、1ヶ月7例、2ヶ月4例、3ヶ月1例と短期間であった。
これにより、AglyMaxは不妊・不育症における試みるべき補助療法と考えられた。

詳しくはこちら [PDF:752KB]

更年期症状(ホットフラッシュ)の緩和効果を発表

米国ハーバード大学とニチモウとの共同研究で、ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン(AglyMax)が、女性の更年期におけるホットフラッシュ(ほてりやのぼせ)の頻度および度合の低減に効果的であることが確認され、2008年1月にこの研究論文が、米国の権威ある更年期医学会医療雑誌「Menopause 1月号」に全文掲載された。

詳しくはこちら [PDF:42KB]

女性メタボリックシンドロームへの有効性を確認

米国ハーバード大学とニチモウとの共同研究で、ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン(AglyMax)が、脂肪組織量を低減させることで体重増加を軽減することが確認された。
また、日本の臨床医療機関とニチモウとの共同研究で、肥満気味の閉経前の日本人女性の体重・BMI・内臓脂肪の有益な低減効果が確認された。この二つの研究論文は、2007年11月に米国の医学専門雑誌「Clinical and Experimental Pharmacology and physiology」に全文掲載された。

詳しくはこちら [PDF:49KB]